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行ってきました!

ハードルを下げるわけではないのですが、前置きをすると、私はそもそもアムネシアのミュージカル化に対して、発表された当時も特に歓喜していた訳ではありませんでした…

「…ふーん、そうなんだー」
という感じで…どちらかというと興味はなかったのです…

お友達に誘ってもらって、やっと「行こうかなぁ…」と前向きに検討し始めたくらいで、「すごいものが観れるんじゃないか」みたいな過度な期待もしておりませんでした

私としては三次元がどれだけ原作のキャラに近づけるかという事よりもミュージカルとして観て面白いのかどうか、というのが気になる所だったのですが…
公演が始まってからもあまりそういった事は話題にされておらずw
すごく断片的な感想しか拾えてなかったもので、全体としてのクオリティが全くわからなかったんですよ…

つまりその辺がわからないので、とてもフラットなテンションで臨んだ訳です…
どうやらスペード√のラスト回だったようなのですが(最後の挨拶で初めて知りました)
それすら知らないくらいに前情報皆無な状態…



でもですね、結論から言わせていただくとですね


…すごく面白かったんです!!!


脚本・演出・音楽・ダンス・演技・・・
ミュージカルは大好きな私ですが、どんなものでも楽しめるかはまた別の話です

正直、観る前は(二時間半もあるのに中休憩無しって…だだだ大丈夫かな)と思っていました

二時間半ってかなりの長さですよね?
トイレ問題もさる事ながら、まず集中力がもつのか心配だったのですが…


それは杞憂に終わりました…

なぜなら、それだけの時間、観客の集中を途切れさせないような内容だったからです!
これって本当にすごい事なんですよ!

極端な話、アムネシアを全然知らない人が観ても、面白いと言ってもらえるような素晴らしい完成度だったと思うのです

すっごい細かい事を解説しちゃいますが…
本当に素晴らしかったので語らせて下さい…ホント、ざっくりとした感想です(細かいざっくりとは何たる矛盾)
レポになってるかはわかりませんし、絵とかもないです…
すいません;;


という事でたたみます…
いちファンの感想なんか聞きたくねーよ!
という方以外は、宜しければ続きをどうぞなのです…





まず舞台。
キャスト全員が踊るのにギリギリの広さの舞台を最大限に生かせていた上、上手下手に置かれた階段、そこに繋がる後方に置かれたセットも、シナリオ上の状況を説明するのに最適な効果を演出していました

照明の演出やスモーク、暗転も使いすぎる事無く、ここぞというタイミングで組み込まれていて…

そしてキャストさん、とても魂の込められたパフォーマンスでした…!
前方二列目という、本舞台に相当近いところから観る事が出来たので、ケントさんの頬のホクロまでバッチリ視認できるくらいだったのですw
なので、かなり細かい表情までキャッチ出来ました!

しかし近すぎてとても緊張しました…
もう少し後ろだったらもっと全体を視界に入れられたのですが、それは後ほどDVDで余す所無く観られるのを楽しみにとっておく…という事で♪


キャストさん、皆さんすごく近い所で演技されているので、こう…気迫というか臨場感がものすごく伝わってくるんですよね
でも近い所でそれを感じる事が出来て、良かったなぁって思います
細やかな演技が観られるんですから…

ダンサーの方々も表情が豊かで、本当に感動しました…
特に吉田邑樹さん(トーマのパートでドクター役をされていた方)、めちゃくちゃダンス上手いです…身体つきからしてすごく練習積まれてるんだろうなぁって思ったし、表現力が素晴らしかった…私、吉田さんが舞台にいる時はずっと目で追ってしまっていました///
もう、釘付けだったのです…///
途中、客席へのアピールがあったんですが、ちょうど下手付近だったので間近で受け取ってしまい…予期していなかった出来事に自分でもどうかと思うくらい挙動不審になってしまったくらいですww

ナース役をされていた女性ものびやかなダンスで魅了されました、しかも声もすごく可愛らしくて!!公式のお写真見ても誰だかわからなかったのですが…
とにかくナース役でかなり目立っていた方です。

そうそう。
女性…といえば、リカ様とミネちゃんのなりきり度はハンパなかったですよ!!
メイン5人を差し置いて、誰よりも「本物だ…」と思ってしまいました
最後のカーテンコールの時、迷わず手を振りました…
可愛かった美人だったぁ…


でも、もちろんメイン5人+主人公ちゃんからも非の打ち所ないパフォーマンスをみせていただきましたよ!
せっかくなので一人ずつ感想を…

☆シン役の栗原さん
大げさな演技をせずにシンを演じるのは大変だったと思います、でもちょっとした仕草・表情でシンらしさを出していて、すごく自然に「ああ、シンちゃんだ・・・」って思えました…本当に、シン推しの私も大満足でした…
特にトーマと居る時のふいに見せる笑顔がすっごく可愛くて、微笑ましかったです。
きっと、回を重ねるごとにどんどん上手く、シンらしくなっていったんじゃないかなって、(一回しか観ていないんですが)そんな気がしました

☆イッキ役の畠山さん
王子様然としたオーラが溢れておりました…これは私の大好きな及川光博王子に通じるキラキラオーラであります。ケントさんとの掛け合いも含め、堂々とした身のこなしでクールさ・コミカルさ・ヘタレさが絶妙にブレンドされた様は、まさにイッキさんでした

☆ケント役の小林さん
とても顔が小さいです…スタイル抜群ですよね!お歌が上手すぎない所は演出なのかどうかはわかりませんが、私の思うケントさん像にピッタリでした。長台詞が多いのによどみなく、滑舌も完璧で感動しました…お祭りのシーンの曲はシュールで面白くて一番印象に残りました

☆トーマ役の井澤さん
皆さんが大絶賛のトーマさんです。納得せざるを得ません。歌唱力もダンスも他の方よりも頭ひとつ飛び抜けていらっしゃいます。おそらく一番舞台慣れされてるんだと思います。驚きの安定感です。とにかくトーマの要素をすごく理解されているんだなっていうのが伝わりました。

☆ウキョウ役の磯貝さん
表と裏がコロコロと入れ替わる演技、圧巻でした…舞台も終盤で客席の集中が途切れそうな状況の中で息を飲むような迫真のシーン、クライマックスの大事な所を完璧に演じきられていました。


☆ワカ役の(ご本人様)高橋さん
ご本人ですから、当然ワカさんです。それはもう、とてもワカさんでした。客いじりが絶妙ですね!客席のコントロールはさすがです。全体を通してワカさんパートはすごく重要なパーツなので、ご本人出演というのはこのミュージカルの成功に大きく貢献したと思います、本当に感謝感激です!

☆オリオン役の山田さん
身体能力が高くてびっくりしました!アクロバティックな動きが何カ所かあるのですが、迷い無く跳んでましたよね?!上下左右に1.5mくらいの可動域がありますwあとマイク無しでもいいんじゃないかと思うくらい声が通ってますね。あと腹筋に思わず目が行ってしまいます///

☆主人公役の岩崎さん
一番の拍手は岩崎さんに送りたいです。ほとんど出ずっぱりですごく大変だと思うのですが、一つ一つのシーンを丁寧に演じられていて、しかもきちんと√ごとの主人公ちゃんを演じ分けられているのがわかりました!原作では声がついていない上に心情を代弁しているのはほとんどオリオンだし、(個人的には)アニメでも主人公ちゃんの細かな心の動きは拾いきれていなかったと思うのですが、ミュージカルでそれが表現されるとは思ってもいませんでした。人間味溢れる心の揺れが伝わってきて、すごく…体温みたいなものを感じました。ベストオブ主人公ちゃんだと思います!!


と、長々と…おこがましくも個人目線で色々語らせてもらいましたが、本当に!観に行って良かったなぁと思える公演でしたし
素晴らしいプロ精神を、これでもかというほどに受け取りました!!

まだ公演は残っていますが、無事に千秋楽を終えれるように心から祈ります。





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